臨床美術士の野口です。
11月2日土曜日、能登町上町公民館で臨床美術の親子ワークショップが開かれました。
当日は前日からの雨で足元の悪い中、子ども16人、大人19人と合計35人もの参加者さんが集まってくださいました。
テーマは「蝶」。プロジェクターに映し出された大きな蝶の写真を見ながら、みんなで特徴について話し合いました。羽の数は?と聞くと「4!」と大きな声が上がったり、触覚をジェスチャー付きで伝えあったり。
ちょっと変わったやり方で絵の具を羽に見立て、色を広げると、「わあ〜!」と歓声が上がり、オイルパステルで描きこむと、大人も子どもも、表現の世界に集中していく様子が感じられました。最初は少し緊張していたり、思ったようにいかなかったりした方も、制作が進むにつれ、こうしてみよう!と自分の蝶々を発見していきました。
最後は鑑賞会。テーブルごとにみんなで鑑賞しあい、お母さんから子どもへ、子どもからお母さんへ、子ども同士、大人同士で、作品のいいな、と思うところを伝えあっていました。
熱気あふれる会場に、たくさんの蝶々か羽ばたいたワークショップでした。
ご参加いただいた皆様、上町公民館のスタッフの皆様、ありがとうございました。また次の機会を楽しみにしています。
この講座は、NPO法人日本臨床美術協会、一般社団法人ART Along 、FCCC共生地域創造財団【Foundation for Cooperative Community Creation】によるご協力のもと、有志の臨床美術士による石川県能登支援チームが主催しています。
また、11月15日には、10月に体験会へお伺いした柳田公民館でも臨床美術「柳田アートサロン」を始めさせていただきます。
これから一層、臨床美術で楽しいひと時を過ごしていただけますよう、励んでいきたいと思います☺️
Comments