【もっと能登!臨床美術〜活動報告】
- 7月6日
- 読了時間: 4分
更新日:7月11日
能登の復興支援にご寄付をいただきありがとうございます。
2024年5月から被災地の心のケアとして、石川県の臨床美術士の方々と協力しながら能登での講座を実施しています。ボランティアの臨床美術士も全国から参加し、現在は奥能登の岩井戸公民館、小間生公民館、柳田仮設集会所での3講座は月1回の定例開催、約40名ほどの方が臨床美術を毎月楽しんで下さってます。
財政的にはART Alongの独自の寄付活動や補助金、日本臨床美術協会を通じて頂いた補助金、昨年READYFORで取り組んだクラウドファンディングからのご寄付などで、画材や画材運搬のガソリン代、ボランティア交通費(一律2000円)などを賄っています。
ART Alongは臨床美術士の人材調整と経理を担当しています。今日は6〜7月の各講座の様子を現場責任者のレポート形式でご報告します。
ぜひ今後も能登の活動を支えてくださいますようにお願いいたします。
◆岩井戸公民館 臨床美術講座 6月25日(木) 午前
「スタンピングで描く紫陽花」
参加者:16名(支援員2名、公民館主事1名、初めての参加者2名)
岩井戸公民館では、お馴染みのメンバーさんが
集まり「あんた達者やったか?」「なんとか生きとるわいね」と賑やかな会話がはずみます。会場に、ほんのりと紫陽花の甘い香りが漂います。
紫陽花を観察して、触って、感じて、五感を研ぎ澄まします。
臨床美術の冒頭は、決まって「描く?なんて無理」。
その後、メインの前田さんの丁寧なファシリテートで、みなさん、真剣、集中タイム。
紫陽花がある風景の中に、カタツムリや蝶々などの、小さな命の姿も。
愛、やさしさに溢れた紫陽花が完成しました。
みなさんに笑顔の花が咲き誇りました。

初めての参加者さんも、すごく楽しかったとの感想。久しぶりの参加者さんもワクワクしたとのことでした。
鑑賞会は、メイン、サブ、3人で行いました。

◆小間生公民館 臨床美術講座 6月25日(木) 午後
「玉ねぎを作る」
参加者 12名
時間が近づくとニコニコしながら会場に入ってくる様子を見るとなんだかホッとします。もうずっと前からの知り合いのような感覚です
さあ、今回も皆さんの笑顔を引き出すぞと気合を入れて笑顔でお迎え。本日のモデルの玉ねぎは、館長さんの自宅ファームで育った玉ねぎを提供していただきました。とっても大きくて、新鮮です。
粘土を、柔らかくしながらおしゃべり。四苦八苦しながらも玉ねぎが完成。
匂い、香りなどを色に変換してマイ玉ねぎを作ります。皆さんの集中タイムです。
とっても可愛いくて愛おしいくらいの素敵な玉ねぎが完成です。
そして恒例のほめほめタイム
一人一人の作品を見ながら感じたこと伝えあっていらしゃいました。褒められる事は幾つになっても嬉しいものですね。はにかんだような表情が最高でした。

本日も笑顔が溢れんばかりにあり、おしゃべりも絶好調で、最高に楽しい時を皆さんと共に過ごせました。
ありがとうございました。

◆柳田仮設住宅集会所 臨床美術講座 7月4日(土)午前
「大輪の花火」
参加者:4名(仮設住宅にお住まいの方)
今回は、宇出津のお祭りの影響もあり、仮設住宅以外の方の参加はありませんでした。
制作前には、梅シロップや梅の甘露煮など、この時季ならではの話題で会話が弾み、和やかな雰囲気の中で活動が始まりました。
今回のプログラムは「大輪の花火」。
「花火なんて描けるかな」と不安そうに話される方もいましたが、制作が進むにつれて、それぞれが表現したいイメージを見つけ、思い思いに描き進められていました。

「寝転がって見上げる花火。」
「線香花火が好きや。でも今日は大輪の花火を描いた。」
「これから打ち上がる花火もあって、楽しみな感じがする。」
など、作品から広がるイメージや花火の思い出が自然と語られ、会話も楽しみながら制作する時間となりました。
最後の鑑賞会では、お互いの作品を見ながら、それぞれの良さを自然に認め合い、温かい雰囲気の中で活動を終えることができました。




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